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オートバイ モーターサイクル その呼び名は人によって様々です。 そして、その思いも様々。 それに跨ったことさえ無い人からすれば「単なる移動手段の道具」 しかし、一度その世界に足を踏み入れ者にとっては、 『気心の知れた旧友』のようなかけがえの無い存在。 なぜそれに跨るのか? 走る目的は? 理由なんて、有って無いようなもの。 いつからそれにのめり込んでいったのか? ある日友人から借りて。 親の目をこっそり盗んで、夜中に走り出し。 映画の中の主人公が疾走する姿に憧れて。 今日の日本において、映像からこの世界に入ってくる人間は多いと思います。 例えば80年代、レーサーレプリカ全盛期直前に公開された『汚れた英雄』 主人公の北野晶夫に自分を投影して、TZRやNSRで峠を疾走した者も多いはず。 耳の奥では、ローズマリー・バトラー の歌う主題歌「Riding High」が常に流れていたでしょう。 他には「マッドマックス」 数多くのカスタムされた車両が登場しますが、 その大半はカワサキのZ1000をベースにした物だと聞きます。 マニアの中には、その車両のみでは無くファッションまで忠実に再現する者まで。 トム・クルーズ主演の「TOP GUN」 主人公のマーベリックの愛機カワサキNINJA そのNINJAのハンドル周りをF14のコックピット周りと見立てて走る青年もいたことでしょう。 ケニー・ロギンスの歌う「Danger Zone」も 「戦闘機を駆る緊張感」をひしひしと伝えてくれます。 その他にも、ビッグスクーターブームの一端を担った「AKIRA」 グレゴリー・ペックとオードリー・ヘプバーンが ベスパに跨りローマの街を疾走する「ローマの休日」 60年代、イギリスの若者の文化「Mods」と、その主人公の苦悩を描いた「QUADROPHENIA」 しかし数ある映画の中でも、この作品に影響を受けた人間が最も多いと思います。 内容に関しては今更語るまでも無いのですが、 この主題歌に使われた「Born To Be Wild」 歌うは、あのステッペン・ウルフ ルズ ガッツだぜ!! 失礼。 若干記憶に間違いがあったようです。 ところで、トライアンフが登場した映画はどうなのでしょう? 例えば、マーロン・ブランド主演の「THE WILD ONE」 スティーブ・マックイーン主演の「The Great Escape」 6T・サンダーバード、TR6・トロフィー。 いずれもが、画面狭しと走り回る姿が印象的でした。 ですが、私の主観ではありますが「音楽」に関しては印象に残る部分が少なく感じます。 もちろん『大脱走マーチ』は優れた楽曲ですし、 「大脱走」と言う映画を語る上では欠かせないものだと思います。 しかしながら、トライアンフという“軽快なモーターサイクルを演出する音楽”としては どこか物足りなく感じてしまいます。 トラの歯切れ良いバーチカルサウンド。 それに相応しい音楽。 トラ トラ トラ トラトラトラ♪ 恋は一途♪ フォォォォォォ!! やっぱ、これっきゃないよNE♪
by BSAsunbeam
| 2012-04-06 22:59
| one for all all ...
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